(1)高等部卒業後の生活

 高等部卒業後は、福祉サービス事業所や一般企業で就労したり、家庭や関係機関で軽作業や余暇活動を行いながら生活したりします。多くの場合、生活面、就労面で、様々な支援(福祉サービスなど)を受けながら、自立的に生活を行います。また、地域生活への定着を推進するために、本校教諭が定期的に進路先を訪問し、卒後支援を行います

(2)中学部卒業後の進路

 中学部卒業後は、①本校高等部に進学する場合、②高等養護学校、高等支援学校に進学する場合、③就職その他の場合などがあります。進学する場合、3年後の将来に目を向け、本人のニーズや保護者の意向をくみながら進路先を決めていきます。進路決定に向けて、指導グループ担当がパイプ役となり、指導を進めています。より一人一人にとって望ましい進路先を決めるために、学校側が情報を発信していくとともに、保護者には積極的に教育相談や学校見学会に参加することをおすすめしています

(3)同窓会について

 本校では、卒業生と保護者が中心となり同窓会を結成しており、多くの卒業生が加入しています。

 7月に開催する同窓会入会式・総会では、事業内容や予算、役員の承認を行ったり決定したりしています。同日には「同窓生のつどい」もあり、ゲームや近状報告を行い、交流を深めています。一緒に参加する保護者の情報交換の場として、茶話会も開いています。

 これらの活動内容は、10月に発行する同窓会報「たいようさん」で、報告しています。

(4)資料

卒業後の進路の参考になるサイトや資料を紹介します。


(ア)福祉サービス事業所
帯広市公式ホームページに掲載されております福祉サービス事業所、地図などです。

帯広市障害福祉地域ガイド「ささえーる」(事業所の説明等)
帯広市障害福祉地域ガイド「ささえーる」(日中通うことのできる事業所一覧)
帯広市障害福祉地域ガイド「ささえーる」(帯広市内地図)
※上記は、帯広市公式ホームページの該当PDFファイルにリンクしています。

(イ)福祉ガイド
帯広市公式ホームページに掲載されております、手帳に関わる活用ガイドです。


●帯広市「福祉ガイド -身体障害者編-」
●帯広市「福祉ガイド -療育手帳関係編-」
※上記は、帯広市公式ホームページの該当ページにリンクしています。

 

(ウ)福祉サービスの利用について
福祉サービスを利用する際の手続きの流れや、障害支援区分により利用できるサービスが掲載されています。

 

帯広市「障害福祉サービスガイドブック」